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本記事について
みなさん、こんにちは。ひとり起業PC1台で世界を旅する自由人KOMAです。
私は現在、オーストラリアで暮らしており、日本では見ることのできないオーストラリアの絶景の中で幸せな毎日を過ごしています。
会社員時代には少なからず感じていた人間関係のストレスも一切なく、会社に行かなければならない義務感やストレスからも解放され心の底から人生を楽しめるようになりました。
今では自分のやりたいことをやって、自分の好きな場所で暮らしていますが、実はこれまでに多くの困難や挫折を経験してきました。
それらの経験を通して、自分のやりたいことを見つけ、自分ひとりでビジネスをすることで、自由で幸せな人生を手に入れることができました。
この記事では、私がどのような困難や挫折に直面し、どのようにして自由を手に入れたのか。
その物語をお伝えしたいと思います。
私の物語が、あなたの人生やビジネスに何かのヒントやインスピレーションになれば幸いです。
周囲から見れば順風満帆な人生だったが…
私は田舎のごくごく一般的な家庭に育ちました。
父はサラリーマンで、母はパートをしている共働き家庭でした。
兄弟は私と妹の二人で、仲も良く、平和な家庭でした。
私は小学校から高校まで地元の公立校に通いました。
成績は優秀で、クラスでも常にトップクラスでした。
勉強も運動も得意で、友達も多く、充実した学生生活を送っていました。
部活動は小学校2年生の頃からサッカー部に所属し、トレセン(地域の選抜)などにも参加すほど熱心に活動しておりました。
高校時代、部活引退後は、毎日朝5時に起きて、短期集中で効率良く努力することで1年未満で偏差値を15以上上げ、東北大学という有名大学に進学しました。(知らない人は検索してみてください。)
大学は地元から離れた場所だったので、一人暮らしを始めました。
大学では理系の学部に入り、普通に勉強していたら、一個も単位を落とすことなく学業は普通にできました。
マイナースポーツではありましたが体育会系運動部に所属し、全国学生インカレ（インターハイの大学版）で全国2位の成績を残すまで打ち込みました。(具体的には一番多い時で月800km以上トレーニングで走っていました。)
大学卒業後もそのまま大学院に進学しました。理系の学生としては当然の流れでしたし、親からも勧められました。
大学院では英語論文も執筆しましたし、一般的な理系の大学院生くらいには学業を頑張ったと思います。
ここまで見たら、周囲から見れば順風満帆な人生を歩んでいたと思います。
少なくとも親戚などからは、常に「優秀だね」と言われるくらいには順風満帆でした。
恋愛も基本的にうまくいっていて、大学+大学院の6年間のうち4年間は彼女がいましたし、特に不満を持つことはありませんでした。
しかし、内心は不満や不安を抱えていました。
それは自分が本当にやりたいことがわからなかったからです。
勉強や研究は嫌いではありませんでしたが、そこまで好きでもありませんでした。
自分の将来に対して何か夢や目標があるわけでもありませんでした。
ただ、周囲の人間が良しとすることをやってきただけの敷かれたレールの上を歩いてきた人生でした。
大学院1年目の時、私は自分の人生に対して疑問を持ち始めました。
本当にこんな人生を送っていていいのか？
夢も目標も持たずただ周囲の人間が良しとすることをやっていて本当に幸せなのか？
私は自分の人生を変えるきっかけを探し始めました。
ビジネスの勉強に目覚め、2週間で100万円の利益を達成
私は自分の人生を変えるきっかけを探す中で、ビジネスの勉強に目覚めました。
私はもともと、経済や社会に関することに興味がありました。
大学時代には、経済学や経営学の本を読んだり、ビジネスニュースを見たりしていました。
しかし、それは趣味の範囲でしたし、自分でビジネスをするという考えはありませんでした。
私がビジネスの勉強に本格的に取り組むようになったのは、大学院生の時でした。
就活もまもなく始まる中、私は周囲の人間が当たり前のように進む大企業の研究職で働くのが本当に自分の人生の正解なのか。それで本当に幸せなのか。と考えました。
そのため、かねてから興味があったビジネスの勉強をしたいと思いました。
日本の有名大学生の典型ではありますが、外資系コンサルなどのインターンなどに多く参加しました。
そして、おそらく一番大きな転機は、週末のみですが東京のビジネススクールに通ったことでした。
東北大学は仙台の大学なので、平日は仙台にいなければなりません。
そのため、金曜の深夜に夜行バスで仙台から東京に出向き、週末は東京でビジネススクールに通う。
そして、日曜の深夜に再び夜行バスで東京から仙台に帰り、平日は朝から晩まで大学で研究をするというような日々を送りました。
本当に大変な日々でしたが、私はビジネスのことを学ぶのが本当に好きで楽しい時間でした。
私はビジネススクールで出会った先生や仲間から、ビジネスの基礎や戦略、マインドセットなど多くのことを学びました。
また、自分の憧れだった起業家からもオンラインや直接講義で学び、多くのインスピレーションを得ることができました。
そして私は、最初に手掛けた簡易的なビジネス（ビジネスというほどのものでもないが…）でなんと2週間で100万円の利益を出すことに成功しました。
これは、自分の中で大きな成功体験になりました。
この時、自分がビジネスをすることで、社会に価値を提供し、自分らしく生きることができると確信しました。
自分の能力に疑いを持った時
しかし、私がはじめに手掛けたビジネスはビジネスと呼べるもの決して自分のやりたいビジネスではないものでした。
手法的にもグレーなものであり、また、スクールの仲間たちがこぞってマネをしだしたので、何か違うことをしたいと思い、新しいビジネスを作ることに挑戦していました。
しかし、大学の学業の方も忙しく、なかなか時間が取れないこともあり、何度も壁にぶつかり、少しは稼げることもあったもののなかなか思ったようにはいきませんでした。
はじめは他のスクール生の誰よりも稼げたのにいつの間にか誰よりも稼げなくなってしまい、私は次第に自身を失うようになりました。
自身を失うと、自分のサービスの営業にも自信の無さが表れるのか営業しても全く成約しなくなり、営業にも行きたくなくなる、更に自信を失う、という負のスパイラルに陥りました。
この時、自分にはやはりビジネスは難しいかもしれない。と思うくらいには自分の自信が折れかけていました。
外資系大手企業に就職する
結局、まだ自分でビジネスをするという決断はできず、まずは就職して社会人経験を積むことにしました。
私は就活を始めると、自分の学歴や経験が評価されたことや、ビジネスの知識があったことで面接も無双して、日系企業も外資系企業も大手企業から複数内定をいただきました。
私はその中から、外資系の大手企業に就職することにしました。
その企業は、世界でも最先端の技術を扱っていることや、高い給料や待遇、キャリアアップのチャンスなどが魅力でした。
私は、外資系の大手企業に就職して、仕事に打ち込みました。
その仕事は充実感のあるものでしたが、仕事はとてもハードであり、また社内公用語が英語であることから業務時間外や休日は英語の勉強をしなければならず、文字通り人生が仕事に支配されていました。
独立してビジネスを始める
私は自分の人生に対して再び疑問を持ち始めました。
本当にこんな人生を送っていていいのか。
高給取りでも社会的地位があっても、プライベートが全て犠牲になる人生で本当に幸せなのか。
私は自分の人生を変えるために、再びビジネスの勉強に目覚めました。
そんなとき、ビジネススクール時代の友人から連絡が来ました。
彼は就職せずに起業をしたと言っていました。
彼は自分の商品やサービスをインターネットで販売していて、月収100万円以上稼いでいると言っていました。
彼は自分の好きなことをやって、マレーシアで暮らしていると言っていました。
彼からの連絡は私に衝撃を与えました。
彼は自分の夢を叶えて、自由で幸せな人生を送っている。
私は、自分の人生を変えるために、独立するという決断をしました。
私は高給な外資系大手企業をたった10ヶ月で辞め、独立することにしました。
そのまま勤めていればほぼ確実に30歳で年収は1000万円を超え、40歳では2000万円に到達できるような会社でしたし、会社内での人間関係なども比較的良好でした。
しかし、私はその環境を捨て、この先どうなるかも分からない独立という選択を取りました。
当然、親含め周囲からは散々反対をされましたし、私も上司にそのことを告げる直前は眠れない夜を過ごしました。
なぜ、せっかく超高給で安定していて、やりがいもある仕事をわざわざ自分から捨てるのか。
私は、多くの反対意見に直面しましたが、それを乗り越えるのには、私の父の存在は大きかったです。
実はこの頃、大企業に勤めていた父はついに子会社の取締役を勤めるまでになっていました。
そんな父でしたので、最終的には話し合いの上、私の決断に理解を示し背中を押してくれました。
父は私にこう言ってくれました。
「お前が本気でビジネスをやりたいということは分かった。それならば、やってみればいい。失敗しても構わない。失敗から学べばいい。俺も若い頃は色々なことに挑戦してきた。成功もあれば失敗もあった。でも、それが今の自分を作ってきた。ただやるからには生半可な気持ちでやるんじゃない。徹底的に挑戦してこい。」
父からの言葉は私に勇気と力を与えてくれました。
コロナ禍により学習塾の運営ができなくなる
独立してビジネスを始めることにしましたが、それは決して平坦ではありませんでした。
私は様々な試練や危機に直面することになりました。
私は独立をした際、まずは収益を得やすく、分かりやすい自分の強みが生かせる学習塾の経営をしようと思いました。
WEBサイトを作り、コストを見積り、チラシを作成し、いざ集客をスタートしようと思った矢先のことでした。
なんとコロナ直撃により、学習塾の営業はできません。ということになりました。
当然です。当時は学校でさえ3カ月の休校状態でした。
塾が営業できるはずもありません。
私は数カ月かけた全ての準備が水の泡になりました。
それに何カ月たてば再び運営できるようになるかも分からない。再び運営できるようになったとしても第二派第三波がくればまた運営できなくなるかもしれない。という状況に立たされました。
これは本当に絶望と言う他ない状況でした。
私は、コロナ禍により自分のビジネスが崩壊する寸前まで追い込まれました。
オンラインでの学習塾の運営に切り替える
私はコロナ禍により、自分のビジネスが崩壊する寸前まで追い込まれましたが、それを乗り越えるために、オンラインでの学習塾の運営に切り替えることにしました。
資金もあまりなかったので、私は再びWEBマーケティングについて猛勉強をし、殆どコストをかけずにサービスを展開し、コロナ過で流行り出したオンライン塾の先駆けとなるようなオンライン塾のサービスを展開しました。
このビジネスは結果的にほぼ完全に一人で運営することになりました。
また、集客などは最終的に完全に自動化し、お客さんはインターネット上で勝手に私のサービスを見つけ、わざわざコチラから売りつけるまでもなくコスト0で勝手にサービスに申し込んでくるという状況を作ることができました。
これにより、私は完全オンライン、PC1台あればインターネットの繋がる所なら世界中どこにいても仕事ができる環境を作ることができ、仕事をしない日があっても勝手にインターネットが私のサービスを販売してくれる状況を作り上げることができました。
また、このWEBマーケティングの仕組みを他のサービスに横展開して様々なサービスを作ることもできるようになりました。
オンラインでのビジネスは店舗を構えるのと異なり、数千円程度の初期投資で構築することができ、その後の運用もやり方によってはほぼノーコストで運営ができるので、ノーリスクでビジネスの立ち上げが出来ます。
正直、全く売れずに撤退したサービスもありますが、それでもそもそもコストが殆どかかってないので痛みがありません。
これがオンラインビジネスの強みであり、私はコロナ過という逆境に置かれたことで逆に今の自由を手に入れるきっかけをつかむことになりました。
PC１台あれば世界中どこでも仕事ができる
私はビジネスを通じてたくさんの酸いも甘いも経験しましたが、やっぱりビジネスをすることが好きですし、ビジネスをしながら自由な人生を送ることが好きです。
今はPC1台あればインターネットの通じる所なら世界中どこでも仕事ができます。
もっと言えば、私の場合は既に構築が終わっているものに関しては何もしなくても収入が入ってくるので文字通り何もしなくても収入は入ってきます。
私の場合は基本的にひとり起業であり、協業の場合も期間限定でお手伝いするだけなので本当に人にも時間にも場所にも縛られない自由な生活を送ることが出来ています。
今はオーストラリアに住んでいてオーストラリアを一周した後に20代のうちに世界一周をするのが目標です。
私の経験から、あなたに一つだけ伝えたいことがあります。
失敗を恐れることなく、自分の人生を変える冒険へと進んでください。
それは決して簡単ではありませんが、それは必ずや価値のあることです。
海外に行けということではありません。海外に興味がない人は国内で自由に暮らすのもいいと思います。
ビジネスをやれというわけではありません。死ぬ時に後悔するような選択をするなということです。
ブロニー・ウェア著の「死ぬ瞬間の5つの後悔」から抜粋すると、
人間が死ぬ時に後悔することには、
・もっと自分に正直に生きればよかった
・働きすぎなければよかった
・夢を諦めなければよかった
というものがあります。
会社に人生を縛られている。
行きたくないのに会社に行かなくてはならない。
というのは不健全であり、嫌々仕事をしている人は死ぬ直前にそのことを後悔するでしょう。
私はあなたに一つだけお願いしたいことがあります。
もし、あなたが会社で働くのが好きじゃないというなら、ビジネスを勉強してみるということを検討してみてください。ビジネスはあなたの人生を豊かにする可能性を大きく秘めています。
勿論、必ず成功するとは限りません。
しかし、今の時代やり方を間違えなければ失敗しても殆ど傷を負いません。
例えば、副業でインターネットでビジネスを始めて1円も収益が出なかったとしてもせいぜいマイナス数千円~数万円でしょう。
そんなの人生の中で痛くも痒くもありません。
ローリスクでビジネスにチャレンジすることができる今の時代、少しでも自由な人生に興味があるならほんの少しの時間でいいので考えてみてください。
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私の経験があなたの人生やビジネスに何かのヒントやインスピレーションになれば幸いです。
この記事を最後まで読んでくださりありがとうございました。
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